歪な完成
少し疲れがたまるのを感じる土曜の深夜。
なんとなく、グラスの水に溶ける氷を見ていたら、あっという間に2時間が経っている。
なんとなく嫌いになって、iPhoneは昨日の夕方から見ていない。
1日なくても意外となんとも無かった。(LINEとかくれてた人ごめんなさい。明日も見ない予定です)
部屋に置いたアルメニアペーパーから漂う香りに身を任せて、溜めておいた本を読んでみる。
何を書いても「芸術」という言葉でひとくくりに美化してくれるから、文学は好きだ。現実社会では醜悪な歪んだ性も、美しいようで吐き気がする純愛も、なんでも文学だ。
いらないものにこそ美しさがあるんだ。
この世の効率では言い表せない、意地と何も無いの先に芸術と文学がある気がする。
ある気がするだけ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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