カメレオンの抜け殻

1日1本だけ、読むと元気になったりならなかったりするブログを書いてます。

余白と太陽光

どこかで常に、「余白」を追い求めている。

 

仕事は毎日あるし、仕事以外でやらなければいけないこともたくさんある。
確定申告とか、確定申告とか、確定申告とか。

 

でも、それに目を瞑ってやるゲームは確実に1番楽しいし、10時間ぶっ通しで制作した後の煙草も1番うまい。

ここ何年かで、人間の倫理観が正文化され、新たなスタンダードを作り上げてきた。
暴対法や、男女平等論がいい例だと思う。
なんとなく嫌だったものを、SNSを通してみんなで見つめ直して作り上げていく。
民主主義のための議会は信頼できないし、民意を無視しているような感じがするし。
どんな人間も、好きな時に誰かと繋がりを持てるSNSに集まっている。

 

お金もないし、有名になるだけの才能もない。
生きているだけで税金は取られる。
大人になったからこそやらなければいけないことと、大人になってもやりたくないことと、毎日睨めっこしているような感じだ。

そんな矛盾した2つを二律背反にさせないよう、余白を求める。

写真も文学も、細かいディティールはいらない。
薄いモヤのようなフィルターを通した写真。絶対にあり得ないけど、こうなったらよかったかもなと思う恋愛映画。浅い不幸だけを垂れ流す文章。

 

実在しないものを、ひたすらに追い求めて、現実から離れた仮想空間に集まる。

 

今ある現実より少しいい余白だけを、それが決して手に入らないものだとも知らずに追い求め続けていく。