週末の土曜日の紅茶
ラブリーサマーちゃん聴きすぎて。お腹が減った。
ラブサマちゃんオススメだからみんな聴いてね。
すごく良い週末だ。
早起きじゃ無いけど、きっと遅起きじゃない8時に起きて。真っ白なお米と、煮詰まる前のお味噌汁を食べる。食べ終わったら「ごちそうさまでした」をする。そしたら、一番お気に入りのティーカップを出してお湯を沸かす。お茶箱の中から一等いい紅茶を大事に取り出して。ちょうど準備が出来上がった頃に沸き上がったお湯を注ぐ。カップの中の小さな世界で踊る茶葉を眺めて。1分間蒸らしてる間にちょっと急いで、文庫本を取りに行く。
窓の外は雪だ。そして今日は日曜日じゃなくて、土曜日だ。きっとフランツ・カフカの「変身」なんかが丁度いい。紅茶のタイマーはかけてないから、少し蒸らし過ぎたかな?って思いながらそっとフタをずらす。深い赤色の中に、凛としたものがある赤だ。ちょっとだけオレンジピールを入れて。
ソファに脚を投げ出して、なんとなく開いたページから読み進める。
イメージ出来る限り最大限の、「良い土曜日」を作りながら、気づかないうちに掌の上のカフカの世界に取り込まれる。淡々とした文章に、オレンジティーで抑揚をつけて読み進める。これ以上のものはないかもしれないなぁ。
明日は日曜日だから。今日は土曜日だから。今日の土曜日らしい、今の自分らしい日になればいいな。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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