カメレオンの抜け殻

1日1本だけ、読むと元気になったりならなかったりするブログを書いてます。

良い冬

何かを連続更新したことってある?

 

これは多分絶対なんだけど

「連続更新3日目、絶対ネタ切れ説」

 

絶対立証されると思うんだよなぁ。

 

 

全く関係ないんだけど。今年は少し冬を追いきれてないなぁって思った。きっと受験があったからなんだろうけど。

 

朝の薄く氷が張った水溜りとか。いつもより寒そうに水を打つ鳥の羽とか。白い息を吐く猫とか。すごく暖かそうな柔毛を抱いた植物とか。クリスマスソングじゃない冬にピッタリな曲とか。

 

そういうものを自分の中に取り入れて、自分の中の赤血球にヘモグロビンよりも、優先度を高めに運んでもらって。しっかり脳に直接届けて。毛細血管を通して足の指先まで運ぶ。

耳はきっと赤くなって少し痛いかもしれないけど、そんな耳も素敵な冬の成分入りの血液で温まっていくのを感じたい。

 

わざわざ寒いのがわかっているのに、いつも写真を撮る港に行ってみたり、冬にも農作業してるおばあちゃんを見たりとか。そういう場所まで歩いていきたい。

 

自分が知らなかった場所まで、暖房が効いてない路線バスで行くのもいい。帰りに来た道がちょっと思い出せなくなって焦るのもいい。そんな時に、知らない優しい人に助けてもらって、心が温かくなりたい。そしてまた氷点下の空気をいなしながら帰りのバス停まで歩く。十分に寒くて冷たいから、機械の冷たさを持つスマホもいらない。

 

家に帰ったら、暖かさを噛み締めて、ストーブの前でその日に撮った写真をゆっくり振り返る。

そういう日に撮った写真はきっといい写真しか残って無いだろうし、寒い写真より暖かい写真になってると思う。

 

 

そうやって季節とか一般化された1日という単位を、他人との交わりで、自分だけが味わえるようにして、写真の中に自分にしかわからないストーリーの隠し味を入れて、自分だけがみて少しにやけられるような日を。そんな日を冬という季節の間に、何回僕とか私とか俺とかいう自分が作れたかによって、いい季節かどうかが変わると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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