今日の忘れ物

寝る前に自分は自分であるかを確かめる。

今日はどんな自分だったのか、「自分らしさ」の中に収まる自分だったのか。

どうしても、今日という1日に、戻れない過去に落し物をして来てしまったような時もある。

なんであのとき自分の意見を言えなかったのか。

なんであのときもう少し頑張れなかったのか。

後悔というものは、どこまでいっても終わらないし、どこまでいっても好きになることはない。ただなんとなくしなくてはならないような気がするだけで、高校の勉強と同じ。中学校からなんとなく高校に上がって、自分の将来について一回も間違ってはダメ！って言われてるような気がして。親からも「ここが安定してるんじゃない？」とか言われて入ったらクソみたいな高校で。

なんとなく入ってみた学校に思い入れなんてなくて、そんな学校でも、社会にはなんとなく不安を抱えるから、勉強しなくては行けない気がして。高校進学で何かを落とした僕は、その後悔のまま大人になるしかないのかもしれない。

なんとなくの人生なんて、そんなものにしかならないかもしれないけれど、別にそんなのどうだっていい。今日が毎日、楽しくて今日に忘れ物をせずに生きて行けば。きっとなんとなく楽しい人生になるし、僕はそれがベスト。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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