仮想の三鉄
今日久々に三陸鉄道に乗った。
意外と何も無い毎日は、そのまま何もなくて。強いて言うなら、ワンマン列車は最前方の列車からしか乗れないと言うことを学んだくらいだった。
きっとポジティブな人間は、これだけでも盛り上がれるのだろう。少なくとも躁の僕だったらテンション上がっていた。けれど生憎今日の僕はそんなにテンション高くなかったし、生活の中の自分を切り取って生きる事が面倒臭くなっていた。
汽車の中で読もうと思っていた本は家に置いてきてしまっていたし、景色が綺麗な方の窓は全部埋まっていた。三陸鉄道としては嬉しい事だろうけれど。僕としては受け入れがたい現実だった。
基本的に「三陸鉄道」は僕の生活の中には、実在するが乗る機会もなく遠くから眺めるだけなのでフィクションと変わらない存在。だったのだ。そのフィクションをおばあちゃんの家に行くために、現実世界に召喚する儀式の日だったのだよ。今日は。
それなのに自分のミスで、うまく僕の頭の中の仮想を起こせなかったんだ。
こんなんじゃ上手い文章なんてかけないのにな。
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