カメレオンの抜け殻

1日1本だけ、読むと元気になったりならなかったりするブログを書いてます。

Live Miyako

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はじめに

 

この文章は最近地域貢献界隈で「何もしていないをしている」僕が、「何もしていないからこそ」わかることを書く。

読んでる方には申し訳ないが、今回はいつもみたくふわふわした文章では無い。

無論ここまで読んでいただいてわかるだろうがかと言って、書くスピードの都合上敬語も無いのでご容赦いただきたい。

また、書く内容も、学者ではなく学生な僕が書くものであり、「何もしていない人」が書いている。

 

本題

田舎の教育は遅れている。

これは事実として間違いない。ゆるい時間の流れで美しい感性を育てるわけでもなく、中途半端に都会の文明を模倣するだけ。かと言って都会とは違う時間感覚だけは手放せず、タスクの処理能力だけが低下している。世の中に立ち向かうための能力は得られないまま、センター試験に必要な暗記だけして高校を卒業してしまう。

 

最近話題の地域貢献に参加した学生の変化は目覚しいが、母数がいかんせん少ない。

 

高校生の僕には余裕が無い。

「僕」に余裕が無いのではなくて、「高校生の僕」には余裕が無い。

この3年間僕はみやっこベースや、tomodachiや、絆や、Ashokaや、様々な人のおかげで人とは違うことをとても濃い密度で学ばせていただいた。この地域貢献や、僕の言葉で言うならば街孝行に関わることは、僕の自己肯定感を大きく成長させて、価値観を多様にしてくれた。

しかしそれらの経験への扉は、街のいたるところにあるのにドアノブへ手をかける人は少ない。

 

なぜか?

 

 

忙しいんだ。

毎日運動部はクタクタになるまで部活があり、文化部だって遅くまで残って作品を完成させている。家に帰れば部活の準備。学校からは大学は決めたか?就職先は決めたか?と問われ続ける日々。本を落ち着いて読む暇もない。

 

「時間はスポンジの中の水だ。絞ればいくらでも出てくる」

僕の好きな映画のセリフだ。しかし、今の高校はそんな単純な言葉すら忘れさせてしまう。

僕は今年の7月まで、なるべく人と関わりながら受験期を迎えようと思っていた。しかし、受験期が始まればそんなことは忘却の彼方で、凄い勢いで模試が襲ってくる。プレッシャーが襲ってくる。

これは受験生だけではなく、部活が忙しい人達でもそうなのだ。

 

高校の体質

ここからは僕の高校の話になっていく

 

僕の高校の校訓は「文武両道」である。

今考えるとクソしょうもない。

部活も勉強も両方頑張ることには意味がある。しかし教える勉強はセンター試験のための暗記問であり、学問や教養に結びつくものは少なく感じる。部活動に関しても未だに巨人の星を引きずる先生と、それを受け入れるしかない高校生でしかない。

それに対するSOSも、学校の柵の外に出ることはない。

 

地域社会と高校生

 

これを読んだ大人の人にぜひお願いしたいことがある。

高校生と地域の関わりをもう少し作って欲しいのです。

僕は地域社会との関わりの中で、素晴らしい経験をさせていただき、学力だけではなく、人間として生きる上で大切にしていくべきことや、自分は素晴らしい人間であることがわかった。

 

僕は「地域を知ることは自分を知ることなんだな」とつくづく感じる。

地域を通して相対的に気づくのはもちろん、自分が生まれ育った街を知り、この街で生きていく幸せを感じる。それこそこの街でしかできないし、この街にはその基盤がある。

 

哲学的な言い回しだが、「自己肯定感と本当の自分」はだいぶ前に地域社会の中に埋もれてしまっている。高校生は、自分で決めたわけではないルールに抗いきれずに、地域社会まであと1ミリのところで諦めてしまっている。

 

僕はそれを発掘させてあげたい。都会に行くことも1つの幸せかもしれないが、地元に帰って暮らすことも選択肢に入るようにしたい。

 

最後に

まとまりのない文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

高校はセンター試験の勉強をする場所ではないと僕は考えています。

 

感性を豊かにする文学と、孤独をなくす美しい数学と、自分と他者を考える倫理と、地球への畏敬を感じる理科。

 

これらを学ぶ場所だと考えます。しかし、そんなことは言っても、センター試験は消せませんし、センター試験の勉強も大切です。

ですが、本来の意味での教育や、人生のための教養が得られないのもまた事実です。

しかしそれらは今後地域社会が補い、発展させ、見返りと言ってはなんですが、人口を得る仕組みになっていくと僕は考えます。特に宮古はまだたくさんの希望があり、不思議とかっこいい大人を集めてしまう街のようです。僕もそんな大人になりたいです。

 

大きい考えではありますが、いずれは宮古市全体が1つの大学であったり、何か学びを得られる街になっていってほしいと考えています。

 

そのために僕ももっと学び、もっと行動していきますので、どうか温かい目で応援していただけますと幸いです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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